- JA0UW/吉田さんの0-V-1の話し。
回路図を追いながら動作を考えました。
帰還回路(再生)・電源回路など、今の無線機の考え方そのものなんですね。
まさに温故知新です。
「今更真空管なんて」と思うのは全くの杞憂。新しく自作された実物で説明してくれました。
- JA0YI/落合さんの「開局当時の話」。
昭和35年(1960年)、45年前からの話しです。
国家試験にしろ、落成検査にしろ、カードの転送にしろ、
過去(歴史)を知ることによって現在が見えてくるものですね。
「古きを訪ね新しきを知る」とはまさにこのことだと思いました。
当時の自作のダブル・スーパーを持参されました。
2nd IF が50[KHz] の力作です。
- 少し、遅れてJH0OPR/森田さんが出席。
いつもですが氏が現れるととたんに話が盛り上がります。
つねに最新のプロの技術を披露してくれます。
昨日はもっぱら光ケーブルの話でした。
もう一つの盛り上がる要因として、
プロとアマの通信に対するスタンスの違いがあります。
我々は
「日の出直前に1.8MHzでWとやった。」
「Eスポで50MHzで北海道とやった。」
「流星反射で144MHzで沖縄とやった。」
と、偶然のQSOに一喜一憂しております。
ところがプロは100%確実に通信が継続しており、
一秒の欠落も許されません。
この辺の処から我々は氏の話を斬新に感じるのでしょうね。
とかく我々はハムを通してしか、通信を理解しておりません。
氏と話す度に「通信の本質とは何なのか」を考えさせられます。
新津クラブ会長 JA0BUH
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